企業が求める人材とは?
企業は利益(営利)を追い続けなければならないという宿命を背負っています。
ですから、企業理念や全ての意志決定は、突き詰めると「利益」をどう確保できるか、といった考えに集約されていきます。
新しい社員と契約する時も、この考えは変わりません。
・コミュニケーション力はあるか→状況を把握し、適切な行動がとれるか
・人柄はよいか→柔軟性があり、チームワークを乱さないか
・主体性や責任感はあるか→使命感を持って仕事をやりきれるか
・リーダーシップはあるか→自分から積極的に動くことは出来るか
・業務に必要なスキルはあるか→教育にどの程度のコストが必要か
・志望動機は適切か→自社のことを理解した上で就職を希望しているか
など、企業が求める人物像は業種、規模を問わずそれほどの違いはありません。
これらの疑問は全て、その人物が「会社に利益をもたらす」かどうかを問うているのです。
面接は、企業側に「第一印象」を決められる場であるとも言えます。
普通、人は第一印象でその人の人柄を判断します。
面接の担当者も人間なわけですから、第一印象で
「頭の回転が速そうだ」
「こだわりがつよそうだ」
「性格が暗そうだ」
「責任感がありそうだ」
というふうに、あなたの人間性を決められてしまう可能性があります。
「人は見かけではなく中身」という言葉がありますが、面接で言う「見かけ」とは、人の容姿を指すものではありません。
服装や態度、表情や声の大きさなどの立ち居振る舞いを指し、あなたの「第一印象」を決定づけるおおきな要因のひとつになっているのです。
また、先ほどのように、面接では質問に対する受け答えの内容で、あなたとの契約が会社にどのような利益を生み出すかをしっかり見極めようとしています。
「この会社で何をしたいのか」
「なぜこの会社を志望するのか」
といったよくある質問は、「志望する企業のことを考えているか」ということであり、やはりここでもあなたが「会社に利益をもたらす」人材であるのかどうかをうまく伝えることが、良い「第一印象」を与える唯一の方法であると言えるわけです。
最近、企業が重要視する能力の一つとして、「コミュニケーション能力」という言葉をよく耳にします。
仕事は常に他人との関わりの中で成り立っています。
社内の同僚、上司、先輩、後輩や、顧客、下請け先など、多くの人と接しながら仕事を進めていきます。
関わる全ての人が気の合う人であればいいのですが、時には苦手なタイプの人とのコミュニケーションも必要になってきます。
コミュニケーション能力には、相手の話を聞きとる力、自分の意見を伝える力、相手の表情や態度などから気持ちを読み取る力、相手の話をきっかけに話しをさらに発展させる力などがあります。
「コミュニケーション能力は、営業職を希望する人に求められるもの」と思い込んでいる人もいるかもしれません。
確かに営業職を希望する人にとっては重要な能力のひとつだなのですが、どんな職種であってもコミュニケーションを取らずに確立する仕事はありません。
注意すべき点は、コミュニケーション能力=人と話をするのが好き、ではないということです。
コミュニケーション能力が高い人とは、相手の気持や反応を常に意識しながら、自分の言いたいことをはっきり表現でき、仕事の場で建設的な会話ができる人のことを言うのです。
コミュニケーション能力は、問題解決能力ととらえることも出来るでしょう。
「報告」「連絡」「相談」を適切に行え、他人に自分の意志や希望をわかりやすく伝え、目的に向かって周囲の人を動かしていく能力。
こう考えれば、「コミュニケーション能力」も、「会社の利益」につながる非常に重要な能力であることが、容易に想像できるのではないでしょうか。








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